生活が変わること

彼と別れることになったのも、生活環境やリズムがガラッと変わってしまうこともあったのかなと思う。

変わることがなんとなーくわかっている時は、なんとかなるよとか言っていた彼だけれど。

実際にそうなる日が迫ってきたら、やっぱりリスクを背負ってまで続けていくことや、わたしに使う時間がもったいないとでも思ったんじゃないかな。








今までは彼の仕事終わりの2時間前後に会うことがほとんどだった。

会えたのは旦那が仕事の日は、わたしが夜に自由に動けたから。

そして、たまに日中1日デート出来たのは、わたしが平日休みが多かったから。

土日もわたしも旦那も仕事のことが多かったから、うまくいけば仕事終わりの彼とも会えたりした。

彼のシフトを全て奥さんは把握していたから、1ヶ月に1度あるかないかの急遽の休み以外は、彼は自由に動けず休みを家族のために過ごすしかなかった。







奥さんのことは女として見れないと言っていて、それはこういう関係だからそうなんだろうなと思って素直に受け止めていた。

ここ数年、彼が真面目に夫をしていたから、休みの日を家族以外と過ごすこともあまりなくて。休みの日に出かけると言っても職場の後輩たちと出かけるくらいだから、わたしのために休みを使ってくれることはなかった。

まぁ、奥さんの目があるから、使えなかったんだと思うけど。







そんな最中、これからわたしが夜に自由に動けることがなくなる事実が生じた。

会えるとしても昼間の2時間くらいで、1日なんて時間も確保できないし、泊まりもダメ。

となると、今までわたしが彼の生活に合わせて会ってたから調整が必要となる。

調整と言っても、彼がわたしに合わせてくれないと会えなってしまうということ。






そんな状況が迫ってきた中で、彼がわたしにそこまでして会いたいかっていう話。

本当に会いたかったら、なんとかしてでも会いにいくねとか、言葉があったんだろうけど、それもなかった。

彼はいつもタイミング次第と言ってたから。

今まで、そのタイミングに合わせてたのはわたしだよって言いたかった。







よく、本当に好きなら合間を縫って連絡してくれるとか会ってくれるっていうけど、確かにそうだ。

付き合った当初は少しの時間でも会ってくれてた。慣れもあるかもしれないけど、そういうのが減って、会える時間も減るんじゃね。

彼の気持ちが離れていくのも無理ないのかも。

結局、わたしがそれまでの人だったってことだもんね笑







生活が変わることを恨んだりもしたけど、どうもできないし。








昨日、遠距離恋愛になっちゃった後輩が彼に振られてしまって、ご飯を食べに行ったんだけど。

遠距離だったから、お互いの気持ちの表現の仕方にすれ違いがあったみたいで。

お互いの愛し方の価値観が違ったんですって言ってた。

電話したい彼女とメールの彼。

ハグしてほしい彼女と側にいるだけで満足の彼。他にも積み重なったものは多かったみたいで、ボタンを掛け違うようにすれ違ってしまったんだとか。







生活の変化って歯車を狂わすなと。

男と女ってほんと難しい。