言い聞かせる
これでいいんだ。これでよかったんだ。
彼を思い出す度に言い聞かせる。
昨日みたいに彼を忘れようと、彼のマイナスな所を書くことで今の状況を受け入れようとする。
でも、やっぱり忘れられないって気付く。
無理に忘れなくてもいいんだろうけど、自分がどうしていいのかわからない。
誰に聞けることでもないし、道標があるわけでもない。
それが代償だと言われればそれまでのこと。
胸を張って言えることをしてきてないのだから。
まだ消せない携帯に残してある写真や嬉しかった文章たち。
こうやって書きながら、まだ未練タラタラだなと恥ずかしい。
彼に想いを告げているわけではないから、せめてここだけならいいかな。
会って話したいな。
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